(21日、第107回全国高校野球選手権大会準決勝 日大三4―2県岐阜商 延長十回タイブレーク) 接戦を日大三が制した。こ…
(21日、第107回全国高校野球選手権大会準決勝 日大三4―2県岐阜商 延長十回タイブレーク)
接戦を日大三が制した。この夏、公式戦初登板となった先発根本が、四回途中1失点と試合を作る。救援したエース近藤も内角を突く強気の投球を見せ、打っては八回に同点打。タイブレークにもつれ込んだ十回も勝ち越し打を放った。
一方の県岐阜商も先発柴田が力投した。スライダーを低めに集め、直球はコースに投げ分けた。九回には144キロを計測。12安打を浴びつつ4失点と粘り、164球を投げきったが、打線が六回以降は無安打と援護できなかった。(室田賢)
■東京勢が岐阜勢に7戦目で初勝利
第38回(1956年)で早稲田実(東京)が岐阜商(県岐阜商)に敗れて以降、甲子園では東京勢が6戦全敗(春2敗、夏4敗)だった。日大三は岐阜勢と初対戦。