“代役”も活躍し、苦境に追い込まれているドジャース・コンフォート(C)Getty Images ナ・リーグ西地区の首位に…

“代役”も活躍し、苦境に追い込まれているドジャース・コンフォート(C)Getty Images
ナ・リーグ西地区の首位に立つドジャースにあって、一人立場が揺らぐ選手がいる。1年1700万ドル(約25億円)の契約で、今季から新加入したマイケル・コンフォートだ。
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米ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、レッズからDFA(メジャー40人枠から外す措置)となった外野手のジェイク・フレイリーを獲得せず、コンフォートに代える絶好の機会を逃したと辛辣に論じている。記事では「今季300打席以上に立ったドジャースの打者8人の中で、コンフォートはほぼすべての指標で最も低調だ」と指摘。打率.190、OPS.626に加え、63安打、9本塁打、27打点のいずれも8人中、最下位だと厳しく断じた。
一方で、同じ左打者のフレイリーは、怪我による離脱もあってレッズを退団することになったが、今季67試合で打率.232、OPS.719を記録。「決して突出した数字ではないが、コンフォートよりはマシ」と同メディアは比較。フレイリーは2022、23年には安定した成績を残しており、新たに獲得したブレーブスが短期戦力としてだけでなく、将来性も評価されたと見ている。
もっとも、補強は実現しなかったが、現地時間8月19日の敵地ロッキーズ戦は、チームの強さを示す一戦となった。前日18日にサヨナラ負けを喫したばかりのドジャースは、この日18安打11得点の猛攻で雪辱。大谷翔平が44号ソロを放ち、捕手のウィル・スミスは3安打2打点の活躍を見せた。
さらには、コンフォートの“主戦場”である「7番・左翼」で先発出場したアレックス・コールが、ナショナルズから移籍後の初本塁打を含む、4安打2打点と大爆発。サイクル安打にあと一歩まで迫り、先発野手全員安打の快勝で、打線の厚みを証明した。
この日は、左投手が先発ということもあって、スタメンから外れた格好のコンフォートには、最後まで出番がなかった。不振にあえぐ32歳は、今季109試合に出場しているものの、打線の流れを寸断する存在とまで、地元メディアに酷評されている。
チームが快音を連発すればするほど、コンフォートの低調さは際立つ。『Dodgers Way』は「今や誰でもいい、コンフォート以外が左翼を守るべきだ」とまで断言する。“代役”も活躍。すでに384打席を与えられながら、なかなか改善の兆しが見えない現実を前に、その立場は追い込まれつつある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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