横浜は19日、甲子園準々決勝で県岐阜商と対戦。試合は8対7で敗れ、春夏連覇の偉業とはならなかった。 あと一歩で敗れた横浜…

横浜は19日、甲子園準々決勝で県岐阜商と対戦。試合は8対7で敗れ、春夏連覇の偉業とはならなかった。

 あと一歩で敗れた横浜だが、過去10大会を振り返っても、準々決勝は最後の関門だったと考えられる。

 というのも過去10大会を振り返り、2018年の春夏連覇を除くと、2022年に大阪桐蔭が準々決勝まで駒を進めたのが最高成績。そのほかに関しては地方大会、甲子園でも3回戦までに敗れるケースが多く見られていた。

 さらに遡って甲子園準決勝でセンバツ優勝校が敗れていたのは、18年前の常葉菊川(現常葉大菊川)の2007年の第89回大会まで見られない。その間、2012年に大阪桐蔭が春夏連覇を達成していることを考えると、それほどまでに春夏連覇を成し遂げるのに、準々決勝までが厳しい道のりだったと言えるだろう。

 偉業達成とはならなかったが、夏の甲子園を盛り上げたことは間違いなかった。