<第107回全国高校野球選手権大会:山梨学院11-4京都国際>◇19日◇準々決勝◇甲子園 京都国際(京都)が山梨学院(山…
<第107回全国高校野球選手権大会:山梨学院11-4京都国際>◇19日◇準々決勝◇甲子園
京都国際(京都)が山梨学院(山梨)打線の前に屈して、連覇の夢が消えた。
初回に1点を先制したが、2回に予想もしなかった悪夢が待っていた。先発の西村 一毅投手(3年)が先頭の横山 悠捕手(3年)に左翼席への同点ソロを浴びると、後続に3連打を許すなど、この回5失点。一気に試合をひっくり返された。
西村が投じた内角への直球をジャストミートされて、スタンドまで運ばれた。西村は昨年夏の優勝にも大きく貢献し、胴上げ投手にもなった。24回を投げて1失点(自責0)だった左腕が、初めて甲子園で浴びた1発。やはり動揺は隠せなかった。
「最後は自分が打たれてしまって。最後まで成長しきれなかった。重圧もあったが、自分たちは挑戦者という気持ちではい上がっていくつもりだった。相手の打線がいいのは分かっていたが、抑えられなかった。通用しなかった。自分の制球ミスもあった」
5回、6回と失点を重ねて9失点。昨年夏から好投を続けてきた聖地のマウンドを6回で降りた。歓喜も悪夢も味わった甲子園のマウンドは、今後の西村を成長させていくことだろう。
※夏の甲子園対戦カードはこちら [https://www.hb-nippon.com/tournaments/618]から