◇国内男子◇ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント 最終日(17日)◇御前水GC (北海…
◇国内男子◇ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント 最終日(17日)◇御前水GC (北海道)◇6932yd(パー72)◇雨(観衆761人)
過去に日本ツアーで通算30アンダーを上回ったのは、2022年「カシオワールドオープン」を制したチャン・キム(32アンダー)だけだった。米澤蓮は30アンダーで並んだ比嘉一貴とのプレーオフに敗れ、「週の始まりに立てた30アンダーの目標はクリアできた。(それは)自分としては良かった」と淡々と受け止めた。
正規の最終18番(パー5)は花道左ラフからのアプローチを寄せきれず、微妙な距離のバーディパットが残った。これを決めきって大台に乗せ、ガッツポーズを作った。急に風向きが変わったプレーオフ1ホール目も、2オンに成功して優位に立っているかに見えた。ただ、ピンに向かってマウンドを下っていく高速ラインでカップをオーバー。返しも納得のパッティングが入らず、3パットのパー。「乗ったところもちょっと良くなかった。(グリーン上でも)アプローチをした方がいいようなところだった」
これで6試合連続のトップ10、うち5試合が5位以内と抜群の安定感を誇りながらシーズン1勝目が遠い。プレーオフ2ホール目はグリーン左から、やはり狙い通りのチッピングがピッチマークに当たってショートした。「相手がイーグルだったので、関係ないですけどね。いまはもちろん悔しいですけど、しっかり今日寝て、あした振り返った時にどういう週だったかが答えだと思う。感情的なものに左右されず、ぶれずに戦っていければ」。不運を嘆くよりも、冷静に糧とすることを誓った。
自身2度目の最終日最終組で1打差を追った23歳の岡田晃平は、待望の初優勝に届かなかった。最終日の18ホールを6ホールずつの勝負と捉えて臨み、3バーディを先行した序盤は及第点。前夜にメンタルトレーナーと「緩みやすいから気をつけよう」と確認した「真ん中の6ホール」が、まさに勝敗を分けた。8番(パー5)で4個目のバーディを奪った後に停滞。雨風が強まってショットが滑りやすくなるコンディションで、前日までつかまり気味だったショットへの警戒から気持ちよく振り切れなくなった。
2週前の「リシャール・ミル チャリティトーナメント」3日目の14番から継続していた連続ノーボギーをツアー新89ホールまで伸ばした後、13番でパーパットがカップに蹴られてストップ。知らなかった記録については「へー、すごいですね」とあっさり笑顔でかわし、「なかなか勝ち切れない選手にならないように、来週から修正して、全体的にレベルアップしていきたい」。欲しいのはレコードよりもタイトルだ。(北海道苫小牧市/亀山泰宏)