第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は17日、第12日を迎え、3回戦4試合が行われ、ベスト8が出揃う。第1…
第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は17日、第12日を迎え、3回戦4試合が行われ、ベスト8が出揃う。第1試合では、今大会屈指の剛腕と上り調子の強力打線が対決する。
【大会第12日第1試合(8時00分)】
仙台育英(宮城)-沖縄尚学(沖縄)
仙台育英は出場4大会連続のベスト8をかけ、沖縄尚学は春夏通算30勝と2年ぶりのベスト8入りをかけた戦いとなる。
沖縄尚学の2年生エース左腕、末吉 良丞投手(2年)は、ここまで2試合13イニングを投げ、6安打19奪三振無失点。「無双」状態に加えて与えた四球もわずか1と、制球力にも抜群の安定感を誇っている。最速150キロ左腕が、ベスト8をかけて快投を見せることができるか。
仙台育英打線は、2試合連続で本塁打を放っている。特に、2回戦でどでかい1発を放ったのは高田 庵冬内野手(3年)。プロ注目のスラッガーの本領を発揮し、打線のなかでは今一番乗っている男だろう。その他、4番・川尻 結大捕手(3年)、1番の田山 纏外野手(2年)にも当たりが出ているだけに、末吉の真価が問われる対決となる。