第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は15日、第10日を迎え、2回戦4試合が行われ、ベスト16が出揃う。第…
第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は15日、第10日を迎え、2回戦4試合が行われ、ベスト16が出揃う。第4試合では、熊本県勢が岐阜県勢へリベンジを狙う。
【大会第10日第4試合(15時30分)】
県岐阜商(岐阜)-東海大熊本星翔(熊本)
夏の甲子園では、これまで岐阜県勢と熊本県勢の対戦は3戦あるが、すべて岐阜県勢が勝利している。1956年には岐阜商(現・県岐阜商)が済々黌を4対3で破り、1992年には県岐阜商が熊本工に1対0のサヨナラ勝ち。2018年には大垣日大が9対3で東海大熊本星翔を破っている。過去、全敗している岐阜県勢に対して、熊本県代表として東海大熊本星翔がリベンジに挑むことになる。
東海大熊本星翔は今回で4度目の出場だが、過去3度はいずれも東海勢に敗れている。東海大二として初出場した1983年は静岡の東海大一(現・東海大静岡翔洋 [https://www.hb-nippon.com/teams/5332])に敗れ、2018年には大垣日大に敗れ、前回の2023年は静岡の浜松開誠館に敗れた。初戦を突破した今回は、奇しくも2回戦でまたも東海勢と対戦することになった。ここでもリベンジの機会を与えられたことになる。
県岐阜商は、初戦で2安打を放つ活躍を見せた、生まれつき左手に指がないハンディを克服した横山 温大外野手(3年)が、再び打線に火をつけることができるか。初戦で完投した2年生エース右腕の柴田 蒼亮投手(2年)の出来にも注目される。