◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前(14日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6625yd(パー72)政…

リベンジを目指す政田夢乃

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前(14日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6625yd(パー72)

政田夢乃の初優勝はそこまで来ていた。前年大会最終日、首位と6打差8位から出て、6バーディのチャージで最終18番を後続に1打差の首位で迎えた。ピン右を狙った2打目がグリーン左の池に吸い込まれた。ダブルボギーをたたいて1打差2位に終わり涙を流した。

「いろんな良い思い出も悪い思い出もあるコース。そこは楽しみながら。悪かったホールは今年克服できるようにしたい」。プロアマ戦で最終調整を終えて1年前を振り返った。

プロアマ戦で最終調整

今季のツアー出場は前週で20試合となり、ルーキーイヤーだった昨季に並んだ。しかし、予選落ち2度でトップ10が5度だった昨季と比べ、今季は予選落ち8度、トップ10は1試合のみ。年間ポイントレースは50位までのシード圏外65位と伸び悩む。課題にあげたのがセカンドショットだ。

「(今週含めて)洋芝が続いているので、打ち方が変わってきてしまっている。初心に戻ってという感じ。どんどん上から突っ込んで、右にスライスする球が出ていた。修正しているところ」。昨季は69.4885%(33位)だったパーオン率が64.8467%(67位)。低迷するショットの精度にこだわる3日間となりそうだ。

涙の惜敗から学んだことはたくさんある。「あのときはガムシャラにやっていただけだった。また改めて今年は新しい気持ちです。いろんな経験をしてだいぶ強くなった」。ツアー初優勝へ初日は入谷響桑木志帆とともにティオフする。(長野県軽井沢町/玉木充)