厳しい立場に置かれる小笠原。ここから巻き返しなるか(C)Getty Images 8月に入りメジャー再昇格を果たしたナシ…

厳しい立場に置かれる小笠原。ここから巻き返しなるか(C)Getty Images
8月に入りメジャー再昇格を果たしたナショナルズの小笠原慎之介。現地時間8月11日のロイヤルズでは自身4度目のリリーフ登板を果し、2/3回を投げ無安打無失点で終えている。
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先月のメジャーデビューから2登板では先発としてマウンドを託されるも満足な結果とはならずマイナー降格。その後、トレード期限が過ぎ、チーム編成も大きく変わった中で再び昇格となりナショナルズ投手陣に加わると、以降では救援の役割を担う。現在まではチームがリードされた状況での登板が多いものの、複数イニングを投げる機会もあるなど、起用された場面でチームに貢献すべく奮闘を続けている。
後半戦に入ったレギュラーシーズン、現在地区最下位のナショナルズは、すでに来季へのチーム作りに着手する状況であり、今季残りの試合は選手にとって首脳陣へのアピールの期間ともなり得る。もちろん、小笠原も今後に向け、少しでも良い内容のピッチングを披露していく必要があることは間違いない。
メジャー1年目のシーズンも残りわずかとなった小笠原に対し、現時点における評価も伝えられている。米メディア『SBNATION』では、来季のナショナルズ先発ローテーションの顔触れを予想するトピックを掲載。同球団の記事を担当するポール・カバッジ記者が、候補となる各投手への見解を綴っている。
その中ではメジャー定着を目指す日本人左腕も名前が挙がっているものの、担当記者による厳しい評価が並ぶ。「ナショナルズでのオガサワラは、ここまで救援登板では悪くない内容を見せており、7回1/3で防御率3.68を記録している」と4度のリリーフでの成績を振り返りながら、「しかし、もし2026年開幕戦で彼が先発ローテーションに入っているようなら、ナショナルズを本気で優勝候補として見るべきではない」などとカバッジ記者は訴える。
加えて、「彼は球威に優れているわけでもなく、四球を抑えられるタイプでもない。強い打球を多く打たれてしまうなど、これはメジャーで成功するための条件とは程遠い」と指摘。ローテはおろか、ロースター入りも困難であると説く一方で、以下のようなエールも綴っている。
「正直なところ、2026年にブルペンに置くことさえ賛成できるか疑わしいが、シーズン残りの間での登板で結果を出し、この評価が誤りだったことを証明するチャンスはまだ残されている」
競争の激しい米球界で小笠原はこの先も、自身のポジションを確かなものにすることが出来るか。メジャーリーガーとして成長を続け、大舞台でのさらなる活躍が期待される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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