(14日、第107回全国高校野球選手権大会2回戦 仙台育英6―2開星) 仙台育英は、早めの継投策で試合の主導権を渡さな…
(14日、第107回全国高校野球選手権大会2回戦 仙台育英6―2開星)
仙台育英は、早めの継投策で試合の主導権を渡さなかった。
先発は2年生、梶井湊斗(みなと)。制球力が高く、小技も絡めてくる開星に対し、ストライク先行の投球が期待されての起用だった。
だが、この日の梶井は「少し緊張があった」と、高めに球が浮くことも多かった。1点リードの三回。連打と犠打で1死二、三塁とされ、中軸に打順が回った。
須江航監督はこの場面、1回戦で完封したエース吉川陽大(あきひろ)を迷わず送り込んだ。吉川は「1点もやらない気持ちで投げた」。ピンチをわずか3球で切り抜けてみせた。
試合前、須江監督は継投のタイミングについて、天気に例えて話していた。「雲行きが怪しくなってきたら雨が降る前でも傘を差すのか、にわか雨が降ってきても多少は気にしないのか。それを1イニングで読み切らなければいけない」
開星の中軸は一回の攻撃、先発梶井の速球を鋭く外野にはじき返していた。土砂降りになる前にエースを投入したマネジメントの光る白星だ。(安藤仙一朗)