第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は14日、第9日を迎え、2回戦3試合が行われる。第2試合では、初戦で4…
第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は14日、第9日を迎え、2回戦3試合が行われる。第2試合では、初戦で4安打の2年生4番が、今大会屈指の2年生左腕に挑む。
【大会第9日第2試合(10時30分)】
沖縄尚学(沖縄)-鳴門(徳島)
沖縄尚学は初戦1対0で勝利した。2年生左腕エース・末吉 良丞投手(2年)が3安打14奪三振の完封劇でチームを勝利に導いた。最速150キロ左腕がセンバツから大きく成長した姿を見せ、初戦から怪腕ぶりを見せつけた。低めへの変化球と伸びのある速球で全く打者を寄せ付けなかった。この快投が2戦目も続くのか。
鳴門は初戦で天理(奈良)に競り勝った。4番の稲山 壮真内野手(2年)が4安打1打点の活躍を見せ打線を引っ張った。4安打中2本は二塁打と長打力もある。徳島大会でも準決勝で逆転2ランを放つなど、勝負強さは折り紙付きだ。左打ちの稲山が、左腕の末吉をどう攻略するか。
投打の軸でもある2年生の対決が勝敗を分けることになりそうだ。