10試合連続マルチ出塁のソフトバンク・近藤健介(C)Getty Images ソフトバンクは8月11日の日本ハム戦(みず…

10試合連続マルチ出塁のソフトバンク・近藤健介(C)Getty Images
ソフトバンクは8月11日の日本ハム戦(みずほぺいぺいドーム)に3-1で快勝。首位攻防戦3連戦3連勝を飾り、2位・日本ハムとのゲーム差を「4」に広げた。
先発の大関友久が初回、日本ハム・万波中正に右越え18号ソロを浴びたが、慌てる必要はなかった。3回、二死二塁から、3番・近藤健介が孫易磊のスプリットをバットの先で拾った。巧みなバットコントロールで右中間まで運び、同点二塁打としてみせた。
8月の月間打率は.481。7回の四球と合わせて、これで10試合連続のマルチ出塁という驚異的な成績を継続中とあって、小久保裕紀監督は「無双」と表現している。SNS上でも、鷹ファンは最敬礼で「人間国宝」「おかしなことやっとる」「ちょっと意味が分からない」「神の領域」「キモすぎ(褒めてる)」「もうチート」といったコメントが見られた。
32歳のヒットメーカーの一打をきっかけに、ソフトバンクは息を吹き返した。4回は牧原大成が右前に勝ち越しタイムリー。さらに、1点リードの7回は代打・中村晃が3点目の適時打を放つなど、指揮官の勝負手も当たった。
6回1失点の大関は、自身初の10勝目をマーク。9日の初戦は有原航平、10日の2戦目はリバン・モイネロが、それぞれ“大台”に到達しており、3日間で2ケタ勝利トリオが一気に爆誕した。
これで5連勝。本拠地では2005年以来、20年ぶりの12連勝だ。怒涛の白星街道の中心には、近藤のバットがある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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