張本勲氏のエールに応えるように3年連続40号を放った大谷翔平(C)Getty Images 野球評論家の張本勲氏が8月1…

張本勲氏のエールに応えるように3年連続40号を放った大谷翔平(C)Getty Images

 野球評論家の張本勲氏が8月10日に放送されたTBS系『サンデーモーニング』のスポーツコーナーに、「スペシャル御意見番」として生出演。ドジャースの大谷翔平に対して「期待しています」とエールを送った。

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 番組では大谷が現地時間8月6日の本拠地・カージナルス戦に「1番・投手兼DH」で出場した試合を紹介。投げては4回1失点8奪三振と好投し、打っては39号2ランを放ち、メジャー通算1000安打に到達したことを伝えた。

 大谷の話題を向けられた張本氏は、「頑張ってるんでしょうけどね。1000本打てば立派ですよ」と称賛した上で、「でも誰か3000本打った人がいたね」と日本球界最多の3085安打を放った自身の功績に触れ、共演者の笑いを誘った。

 今季の大谷については「本人は気づいてないだろうけど、足の幅がちょっと広い。だから膝の応用ができない」と指摘。「それで2割8分くらいだからね。大谷くらいの選手が3割打ってないのは、不安ですよ」と首をかしげていた。

 ただ、投手とのリアル二刀流による「ケガ」を心配しつつも、打撃面は「本塁打が39本。トップが41本だから、これは抜いてくるでしょう。期待しています」と明るい見通しも口にしていた。

 その言葉が海の向こうにも伝播したのか。番組放送後に行われた現地時間9日の本拠地でのブルージェイズ戦で、大谷は自身3年連続4度目の大台に乗せる40号ソロを放ってみせた。これでリーグトップに立つフィリーズのカイル・シュワバーにも1本差に迫った。

 この試合を含め、8月は全8試合で安打を記録し、月内の打率は.452。通算でも.282まで上昇した。張本氏が「一流打者のステータス」と位置付ける打率3割も、大谷が3年連続で到達なるか注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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