アスレチックス打線を見事に翻弄した菅野(C)Getty Images メジャーリーグのレギュラーシーズンも半ばが過ぎ、各…

アスレチックス打線を見事に翻弄した菅野(C)Getty Images
メジャーリーグのレギュラーシーズンも半ばが過ぎ、各争いが白熱の一途を辿っている。そうした中で抜群の安定感で存在を誇示しているのが、オリオールズの菅野智之だ。
現地時間8月8日に行われたアスレチックス戦で先発登板した35歳は、7回(91球)を投げ、被安打5、1失点、4奪三振と好投。チームを3-2の勝利に導き、今季9勝目(5敗)をマーク。日本人投手として10人目となるメジャー1年目での二桁勝利まで、あと1勝と迫った。
やや疲労の色もあって、この試合までの直近9先発で防御率6.70と精彩を欠いていた菅野。それでもこの日はアスレチックスから打線に付け入る隙を与えず。トニー・マンソリーノ監督代行が「ずっと良い投球はしてくれていた。今日に関して言えば、フォームの修正もやって速球はかなり良くなったし、単純に質が変わった」と激賞したように、まさにエース級の働きを見せた。
多彩な変化球に加え、最速94.4マイル(約151.9キロ)を記録した球威のある4シームで圧倒した菅野。その投球の幅を目の当たりにした敵地放送局からも称賛は広まった。試合中継を担っていた『NBC Sports』の解説者で、元アスレチックスのショーティー・バビット氏は「スガノには脱帽だ。かなり良かったし、ベテランらしい投球をされたと思う」と、褒めちぎっている。
「彼は目を見張るような剛速球で圧倒するわけではない。我々も球速表示は気にしないぐらいだ。でも、その代わりに彼の投げる球筋は注目に値した。彼の投げるボールのほとんどを、アスレチックスのバッターは芯で捉えられなかった。彼は35歳だが、球速や体力の消耗を気にしてはいない。純粋に“ピッチング”ってものが上手いし、よくわかっていると思う」
巨人時代から培ってきた菅野の投球術。その多彩さは、米球界内で確かな評価を得ていると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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