◇国内女子◇北海道meijiカップ 2日日(9日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6642yd(パー72)◇曇り(観…

◇国内女子◇北海道meijiカップ 2日日(9日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6642yd(パー72)◇曇り(観衆4755人)
1日24ホールの長丁場を回り切り、ラウンド後のインタビュー対応とサインのファンサービスを終えた山下美夢有は足早に練習場へ向かった。コーチである父・勝臣さんとのショット調整は、昨季まで当たり前だった光景。米ツアーに主戦場を移した今季から対面でのやり取りは少なくなったが、メジャー制覇を遂げた前週「AIG女子オープン(全英女子)」の3日目も、ラウンド後に2人でコミュニケーションを重ねながらボールを打った。
特別な練習はしない。足元にアライメントスティックを置く、両脇にヘッドカバーを挟んで打つ、構えたアイアンの後方にもボールを1つ置いてバックスイングで押しながら打つ…。親子で大事にしてきたポイントをおさらいするように、丁寧なショットを繰り返した。

6ホールを持ち越した第1ラウンド、引き続いてプレーした第2ラウンドとも「70」を並べて通算4アンダー。この日24ホール目だった18番(パー5)は94ydを48度のウェッジで1.5mに絡めるバーディで締めくくった。首位と5打差15位に踏みとどまった見方もできるが、「あまり伸ばせていないですし、もったいないボギーも結構打っているのはあまり良くないところ」と冷静に言った。
11番ではセカンドを木に当て、下をくぐらせようとした3打目も枝に当たってボギー。「(2打目は)ショット自体は良かったですけど、狙う方向をミスったというか、もうちょっと左サイドを狙っておけば…。(全体的に)ターゲットに対して、あまり打てていないことが多かった」と振り返る。2ラウンド目のフェアウェイキープ失敗は2ホールだけ。チャンスメークの部分で本来の精度を取り戻すべく、ラウンド後の修正に取り掛かった形だ。

日米ツアーで積み重ねた14勝のうち、逆転Vは4度ある。2022年「サントリーレディス」では4打差をひっくり返した。4位スタートだったサントリーと比べ、より混戦模様の今週はハードルも高くなる。「1番から攻めのゴルフをしてますけど、なかなかチャンスについていない。その辺から流れを作って、たくさんバーディを獲って、盛り上げられるように」。日本ツアー凱旋を楽しみにしてくれていたファンのためにも、ラスト54ホール目までベストを尽くす。(北海道北広島市/亀山泰宏)