<第107回全国高校野球選手権大会:東洋大姫路5-3済美>◇8日◇1回戦◇甲子園 東洋大姫路のエースナンバーを背負う木下…

<第107回全国高校野球選手権大会:東洋大姫路5-3済美>◇8日◇1回戦◇甲子園

 東洋大姫路のエースナンバーを背負う木下 鷹大投手(3年)が躍動した。

 2回に連打で2点を失いながらも、140キロ台前半の直球に得意のチェンジアップを巧みに使った投球で済美打線に追撃を許さなかった。9回までマウンドに立ち続け136球3失点完投。殊勲の活躍に岡田 龍生監督も「調子が良くないなかで、粘り強い投球をしてくれた。今日は木下につきる」と称えた。

 春のセンバツ大会では初戦で阪下 漣投手(3年)が右ひじの張りで緊急降板した中、8回無失点に抑える好投でピンチを救っていた。再び甲子園のマウンドで躍動し「いつも通り粘り強く投げることができてよかった」と振り返った。