MLB公式サイトがパワーランキングを発表 MLB公式サイトは7日(日本時間8日)、打者のパワーランキングを発表する記事を…

MLB公式サイトがパワーランキングを発表

 MLB公式サイトは7日(日本時間8日)、打者のパワーランキングを発表する記事を掲載。直近の成績、シーズンを通した成績、過去365日の成績がベースとなっているこのランキングで、大谷翔平投手(ドジャース)は1つ順位を下げて3位に。カイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)が3つ順位を上げて1位に浮上したほか、トップ10内の選手が大きく変動した。

 前回7月24日(同25日)の発表では、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が1位、大谷が2位をキープしていたが、今回はリーグ本塁打2位に交代した大谷が3位、故障者リスト(IL)に入ったジャッジが4位となった。ジャッジは1位の“常連”で、同記事でも「見慣れない立場に身を置いている」と言及された。

 シュワーバーは3日(同4日)に38号、4日(同5日)に39号と40号を放ち、大谷を抜いた。6日(同7日)の終了時点では打点も94で両リーグトップとなっている。シュワーバーは直近4回のランキングでは、10位圏外→9位→4位、そして今回も順位を上げ1位に輝いた。

 続いて2位で登場したのがニック・カーツ内野手(アスレチックス)だった。昨年のドラフト全体4位指名で加入し、4月にデビューしたルーキーは、今季74試合で打率.311、出塁率.389、長打率.655(OPS+は183)、本塁打23本を記録。7月25日(同26日)には1試合で6安打、4本塁打、8打点を叩き出した。

 今季はこれまで発表された9回のうち、1位になっているのはジャッジが8回、カル・ローリー捕手(マリナーズ)が1回となっている。1位浮上のチャンスともいえる1週間で順位を下げた大谷については「7月1日以降、OPS.865を記録しているが、これは彼の高い基準からすれば『スランプ』と言える」と説明された。(Full-Count編集部)