【チェルシーvsパリSG 7月13日】■32チームの「頂点」に立ったのは 32チームによる記念すべき大会を制したのはチェ…

チェルシーvsパリSG 7月13日】

■32チームの「頂点」に立ったのは

 32チームによる記念すべき大会を制したのはチェルシーだった。

“アイス・クール”コール・パーマーの2発に、ジョアン・ペドロが巧みなループで3点目を加えて、前半で勝負を決定づけた。暑さの中でのコール・パーマーの冷静さは、まさに氷の化身だった。

 チェルシーは最高の前半を戦うことができた。

 混乱するパリSGは巻き返す術を発見できなかった。ジョアン・ネベスがマルク・ククレジャの髪をつかんで引き倒すという愚かな行為でレッドカード。試合終了時にはジョアン・ペドロとジャンルイジ・ドンナルンマやルイス・エンリケ監督、エンツォ・マレスカ監督が激しくもみ合う場面もあった。

 チェルシーが世界王者になった。

■入場時にブーイングも「ガッツポーズ」

 当分の間、スタンフォード・ブリッジでエンツォ・マレスカ監督にブーイングが浴びせられることはないだろう。

 この日、ビリー・ウィリアムズら多くの有名人が登場したが、主役はドナルド・トランプ大統領が持って行った格好だ。

 前半の終わりだけ席を立ったが、スタンドからずっと試合を見ていた。SP200人を引き連れての来場だったが、ゲートからピッチを歩いて表彰式にプレゼンターとして登場した。

 入場時にブーイングが起きても、スタンドを向いてガッツポーズで応えた。

 レフェリーとの記念撮影、メダルやトロフィーの授与もこなし、最後は優勝したチェルシーのキャプテン、リース・ジェイムズにジャンニ・インファンティーノFIFA会長とともに新しいクラブワールドカップのトロフィーを渡した。

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