<第107回全国高校野球選手権大会:創成館3-1小松大谷>◇5日◇1回戦◇甲子園 小松大谷(石川)は開幕戦で逆転負けを喫…

<第107回全国高校野球選手権大会:創成館3-1小松大谷>◇5日◇1回戦◇甲子園

 小松大谷(石川)は開幕戦で逆転負けを喫し、昨年に続く初戦突破はならなかった。昨夏は明豊(大分)、大阪桐蔭(大阪)と全国的な強豪チームに勝利したが、この夏は開幕日に甲子園を去ることになった。

 創成館(長崎)の最速149キロ右腕・森下 翔太投手(3年)の前に、13三振を喫した。初回、制球に苦しんでいるところで1点は先制できたが、3回以降はわずか1安打に抑えられた。

 最後の打者となってしまった7番の宮下 諒大捕手(2年)が空振り三振に倒れ、崩れるように悔しがった。試合後には号泣している姿も見られた。この日は4打数3三振。まったく手も足も出なかったことが悔しかった。

 この夏、2年生捕手として、投手陣をリードしてきた。県大会から継投策で甲子園をつかんだ。2年生ながら投手をリードする役目をしっかり果たした。この日も敗れはしたが、捕手としては4回以降に追加点を許さないリードで最後まで粘った。この点では胸を張っていいだろう。

 宮下には来年がある。今度は自分が投手を積極的にリードする役目を担うことになる。176センチ、77キロの均整のとれた体格で、大型捕手として大成する素質も十分ある。リード面でさらなるレベルアップを目指し、打撃向上に努め、また1年後、大きくなった捕手の姿が見られるに違いない。