新庄監督は勝負手の2ランスクイズを仕掛けてきた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 日本ハムが8月5日…

新庄監督は勝負手の2ランスクイズを仕掛けてきた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
日本ハムが8月5日に行われた西武戦(エスコンF)に6-1と快勝、3連勝で今季貯金を最多タイの「22」とした。
【動画】これぞ新庄野球の真骨頂!3回に万波が2ランスクイズを決めたシーン
勝負に出たのは3回だ。
水谷瞬、郡司裕也の適時打で3点を先制、尚も一死二、三塁の好機にパ・リーグ2位の17本塁打をマークしている万波中正が相手先発、武内夏暉に対し、1ボールからの2球目、外角高めの146キロ直球を三塁側に転がし、2ランスクイズを敢行。
三走の石井一成が生還、二走の郡司も転がした瞬間にスピードをゆるめることなく激走、ぐんぐんとスピードをつけて本塁を陥れ、5点目を奪った。ベンチでは手を打って、喜ぶ新庄監督の姿があった。
2ランスクイズといえば、今やチームの十八番ともいえる勝負手だが、後半戦に入ってし烈な首位争いを繰り広げる中で、強打の万波にスクイズのサインを出す新庄采配にXもすぐさま反応。「いや、すごい」「新庄野球、他球団ファンながら好きだなぁ」「やっぱり、えげつない」「完ぺきすぎる」「高校野球みたい」とこの日から開幕となった夏の甲子園にあわせて、反響も広がった。
この日は「超夏祭り」として西武戦が開催され、日本ハムの攻撃中には白石高校吹奏楽部のブラスバンドで応援歌が奏でられるなど、地元ならではの応援もチームの後押しとなった。
投げては先発の山崎福也も7回5安打1失点の好投で5勝目をマーク。投打ががっちりかみ合い、順調に勝ち星を積み重ねている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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