さあ、いよいよドリームマッチだ。今週土曜日、28日に福岡・レベルファイブスタジアムで対戦する日本代表(JAPAN XV)と世界選抜(World XV)が試合登録メンバーを発表した。

 日本代表はニューフェイスの6人すべてメンバー入りし、PR具智元(ホンダ)、LO姫野和樹(トヨタ自動車)、LOヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)、CTBシオネ・テアウパ(クボタ)は先発。PRヴァル アサエリ愛(パナソニック)とNO8フェツアニ・ラウタイミ(トヨタ自動車)はベンチで待機する。

 ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは「経験値があまりない選手たちを、ツアー中に使って彼らの力量を見るということがセレクションポリシーのひとつ。トップリーグでの過労で何人かダメージを受けている選手は今週、リフレッシュさせている。若手が国際試合での強度やプレッシャーに耐えられるか、そのへんを見ながら評価していきたい。テストマッチではないが、桜のジャージーを着たときは毎回、テストマッチの意気込みで戦いにいきたい。プロ意識を高く持って準備をし、選手だけでなくコーチもスタッフもチーム一丸となって真剣勝負に挑んでいく」と語った。

 日本代表はジョン・プラムツリー新コーチのもと、新しいディフェンスに取り組んでいる最中。今週の宗像合宿ではアタックよりもディフェンス練習を重点的におこなってきた。主将に復帰したリーチ マイケル(東芝)は、「やりたいディフェンスの理解はものすごく高い。分析できない相手(世界選抜)にどう通用するかはわからないが、いまやっているディフェンスは日本にとっては間違いなくいいものだと思う」とコメント。そして、「このチームはすごくポテンシャルがある。若くてリーダーシップもある選手がたくさんいる。今週はすごくいいフィードバックがあって、ジェイミーとのコミュニケーションもよくできた。世界選抜との対戦は楽しみだが、自分たちにフォーカスしている」と意気込みを語った。

 世界選抜では、2015年ワールドカップのメンバーであるFB五郎丸歩(ヤマハ発動機)とWTB藤田慶和(パナソニック)などが先発予定。SO山沢拓也(パナソニック)はリザーブからの出場となる。元フランス代表のWTBヴァンサン・クレールは残念ながら不参加となったが、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、イングランド、イタリアからスターが集まり、豪華な世界選抜だ。

 世界選抜を率いるロビー・ディーンズ ヘッドコーチは、「世界選抜チームのなかには、国際試合の舞台に再び立つことはないだろう、あるいは、そもそもそんな機会が自分に来ることはないだろうと考えていた選手がいるかもしれません。そんな彼らにとって、今回は素晴らしいチャンスです。日本代表は、来週のオーストラリア戦を皮切りに大事な11月を迎えます。彼らにとっては、絶好の準備期間です。この週末、まずは我々が彼らの手ごわい相手としてその準備の一助となりたいと思います」とコメント。
 主将を任されたのは神戸製鋼でも強いリーダーシップを発揮しているアンドリュー・エリスで、元オールブラックスSHでもあるエリスは、「これだけ多くの優れた選手を揃えて日本代表と対戦するチームを率いるのは名誉なことで、私自身とても楽しみです。世界選抜は2年前にも良い試合をして、日本代表のラグビーワールドカップに向けた貴重な準備の機会となりました。非常に激戦でしたが楽しい試合だったので、今回の試合もきっとそうなると思います」と話した。

 日本代表×世界選抜は15時キックオフ。

1.稲垣啓太(パナソニック)  2.坂手淳史(パナソニック)  3.具智元(ホンダ)  4.姫野和樹(トヨタ自動車)  5.ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)  6.徳永祥尭(東芝)  7.布巻峻介(パナソニック)  8.リーチ マイケル(主将/東芝)  9.田中史朗(パナソニック)  10.田村優(キヤノン)  11.山田章仁(パナソニック)  12.中村亮土(サントリー)  13.シオネ・テアウパ(クボタ)  14.レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)  15.野口竜司(東海大学4年)

〔リザーブ〕
16.日野剛志(ヤマハ発動機)  17.石原慎太郎(サントリー)  18.ヴァル アサエリ愛(パナソニック)  19.谷田部洸太郎(パナソニック)  20.ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機)  21.フェツアニ・ラウタイミ(トヨタ自動車)  22.松橋周平(リコー)  23.流大(サントリー)  24.松田力也(パナソニック)  25.山中亮平(神戸製鋼)

1.ジャック・ファン・ローイエン(南ア/ライオンズ)  2.アドリアーン・ストラウス(南ア/ブルズ)  3.ルアーン・スミス(南ア/トヨタ自動車)  4.ジェフ・パーリング(イングランド/宗像サニックス)  5.RG・スナイマン(南ア/ホンダ)  6.クワッガ・スミス(南ア/ライオンズ)  7.エドワード・カーク(豪州/キヤノン)  8.ヴィリー・ブリッツ(南ア/NTTコム)  9.アンドリュー・エリス(主将/NZ/神戸製鋼)  10.ベリック・バーンズ(豪州/パナソニック)  11.ヴィンス・アソ(NZ/ハリケーンズ)  12.ハロルド・フォースター(南ア/ライオンズ)  13.リチャード・バックマン(NZ/パナソニック)  14.藤田慶和(日本/パナソニック)  15.五郎丸歩(日本/パナソニック)

〔リザーブ〕
16.コーリー・フリン(NZ/―)  17.グレッグ・プレザンツテイト(NZ/オークランド)  18.ファクンド・ヒヘナ(アルゼンチン/ジャガーズ)  19.サム・ワイクス(豪州/パナソニック)  20.シモーネ・ファヴァロ(イタリア/フィアンメオーロ)  21.ニック・スターゼイカー(豪州/レベルズ)  22.山沢拓也(日本/パナソニック)  23.ディグビ・イオアネ(豪州/パナソニック) 24.ジョン=ピエール・スミス(南ア/ストーマーズ)

※ リスト入りしていた元フランス代表のWTBヴァンサン・クレールは不参加となり、世界選抜は24人。