第107回全国高校野球選手権大会に静岡代表として出場する聖隷クリストファーの選手らは3日、甲子園練習に臨んだ。午前9時…
第107回全国高校野球選手権大会に静岡代表として出場する聖隷クリストファーの選手らは3日、甲子園練習に臨んだ。午前9時から20分間、シートノックや打撃練習などに汗を流した。
「ずっと夢見ていた舞台に立ってうれしい」と武智遥士(はると)捕手(3年)。投手陣の球を受け、「いつもより気持ちが上がっていい球が来ている」と笑顔だった。日頃はノックに立つことが少ない上村敏正監督のノックを受けながら、「上村先生を甲子園に連れてくることができてよかった」と感じたという。
小林桜大(おうた)遊撃手(3年)も、監督のノックに気合が入ったという。「きれいに整備されていて、守りやすかった。ようやく来たな、と実感がわいた」と守備の手応えを語り、「やることは変わらない。全力で楽しく、いい顔でプレーしたい」と意気込んだ。
エースの高部陸投手(2年)は「見るものすべてが初めての甲子園で、感動した。マウンドも、とっても投げやすかった」と語った。牽制(けんせい)球の確認も入念にしていた。
逢沢開生主将(3年)は背番号19で練習に参加し、「ずっとテレビで見ていたところに自分が立てて、背番号を背負えて本当にうれしい」と話した。(斉藤智子)