ヤンキースのトレード姿勢が物議をかもしている(C)Getty Images MLBのトレード期限は現地時間7月31日午後…

ヤンキースのトレード姿勢が物議をかもしている(C)Getty Images

 MLBのトレード期限は現地時間7月31日午後6時で終了した。ヤンキースは、24歳の若手有望株であるスペンサー・ジョーンズに多くのオファーがあったものの、トレードに対しては断固拒否の姿勢だという。

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 そんな中、ヤンキースの地元紙である『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は自身のXで「優秀な選手を抱えるチームは、ヤンキースに常に外野手の有望株であるスペンサー・ジョーンズについて問い合わせてくる。ヤンキースもこの点では一貫している。彼らはジョーンズをトレードに出すのは、獲得不可能でどこにも移籍しないポール・スキーンズだけだ」と綴った。
 
 2022年のドラフト1位(全体25位)でヤンキースから指名されたジョーンズは、今季3Aでは21試合で打率.402、13本塁打、25打点の好成績を残している。

 負傷者リスト入りしたアーロン・ジャッジに代わってメジャーに昇格する可能性もある24歳を放出する場合は、パイレーツの剛腕、ポール・スキーンズのみしか釣り合わないというのだ。

 米メディア『Athlon Sports』は、これに対してファンの反応を伝えており、「彼を昇格もトレードもしないのに、一体何のために彼を引き留めているんだ? 他の数え切れないほどの有望株に対しても同じことをしてきたじゃないか。この球団は何も学ばない」「ジョーンズはジャッジではないし、これからも決してジャッジにはなれない」「ヤンキースは自分たちを何様だと思ってるんだ?」と、厳しい意見が寄せられたという。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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