ソトは足の打撲と診断された。長期離脱は避けられそうだ(C)Getty Images ナ・リーグ東地区で首位争いを繰り広げ…

ソトは足の打撲と診断された。長期離脱は避けられそうだ(C)Getty Images
ナ・リーグ東地区で首位争いを繰り広げるメッツにアクシデントが発生した。現地時間7月29日、敵地パドレス戦でフアン・ソトが自打球を左足に当て、その打席限りでベンチに退くこととなった。
【動画】日本語で会話!?大谷翔平がレッズの“怪物”と塁上で談笑
4回表、この日の2打席目に立ったソトは、パドレス先発の右腕ライアン・バーガドが投じた内側の変化球にバットを出すと、これがファウルとなり打球が自身の左足に直撃。苦悶の表情を浮かべ、しばらくの間、グラウンド上で応急処置が行われた。その後、打席に戻りセカンドゴロに倒れるとその裏の守備にはつかず、この日のプレーを終えている。
試合は後半にメッツが6点を奪われるという展開となり、1-7で敗戦。前日に続いて連敗を喫している。チームにとっては手痛い敗戦となったが試合後では、途中交代となったソトの状態も各メディアで関心の的となっている。
メッツの地元放送局である『SNY』は試合後、公式SNS上においてソトのインタビュー動画を投稿。その中でソト自身は、「大丈夫。ただ(左足の)腫れを抑える必要があるだけだ」などとコメント。重症には至らなかったと明かしている。
他にも、米スポーツメディア『CLUTCHPOINTS』でも、メッツのゲーム終了直後、ソトの特集トピックを掲載。「火曜日、シーズン全体に影響を及ぼしかねない事態が起きた」とレポートし、またメッツ球団からの発表として、ソトの診断結果が「足の打撲」だったとも伝えている。
心配された骨への異常は無かったことで、レギュラーシーズンも終盤に向かう中での主砲の長期離脱は避けられる可能性が高いようだ。現在メッツは、フィリーズと地区首位の座を激しく争っているだけに、ソトをラインナップから欠くわけにはいかず、今後の回復状況にも注目が集まることになる。
さらに『CLUTCHPOINTS』では、期限が間近に迫ったトレード補強にも言及。特に先発投手の強化を訴えており、「ソトの負傷の状態にかかわらず、トレード期限まで選手獲得を進めるべき」と綴りながら、「(スティーブ・)コーエンは投手獲得にあらゆる手段を尽くすべきだ」などと主張している。
この先、万が一、打線の核となるソトの欠場が続く場合、投手陣に頼るゲームが増えることは間違いない。メッツは現地7月31日のトレードデッドラインまでに、さらなる戦力を揃える動きをみせるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】大谷翔平、“怪物”と塁上での恒例シーン「野球の言語は普遍的だ」米メディアも注目 両リーグ最速100得点で勝利に貢献
【関連記事】「さようならコンフォート」ド軍が“代役”で検討するのは二塁手 カージナルス28歳に白羽の矢 米記者報道
【関連記事】ド軍32歳は「職を失う可能性が高い」トレード期限までに放出か “代替候補”に4人の名前「市場には良い外野手がいる」