ドジャースはツインズの守備の名手を獲得するのだろうか(C)Getty Images 7月31日のトレード期限が近づいてい…

ドジャースはツインズの守備の名手を獲得するのだろうか(C)Getty Images

 7月31日のトレード期限が近づいている。ドジャースは投手陣の補強だけでなく、「外野陣の補強も切実に必要としている」と、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』が報じている。

【動画】守備の名手ベイダーが強肩発動!レーザービームを披露

 記事では「ドジャースは既に、カージナルスがトレードに応じればブレンダン・ドノバンに関心を示しているが、ロサンゼルスは別の外野手にも関心を示しているようだ」とし、ツインズのハリソン・ベイダーの名を挙げた。

 31歳のベイダーはオフにツインズと1年契約を結び、今季は92試合に出場して打率.250、12本塁打、38打点、9盗塁、出塁率.332、長打率.435で、OPSは.767の成績だ。外野守備では中堅や左翼を守る。

 今季加入したマイケル・コンフォートの打撃が低迷する中、ドジャースは左の外野手を補強すると見られてきたため、記事では「ベイダーは右打者なのでドジャースのニーズには理想的とは言えないが、多くの貢献をしてくれる。平均.700以上のOPSを記録する」と記し、「素晴らしい守備力も持ち合わせている」と、優れた外野守備と強肩のプレイヤーだ。

 ドジャースはガーディアンズの主軸であるスティーブン・クワンを獲得するのではという報道もある中で、同メディアは「ドジャースは市場で誰もが狙っているトップクラスの選手を獲得するために多額の資金を投入するか、ベイダーのような選択肢で妥協するかのどちらかを選択しなければならない」と、ドジャースの補強戦略に注目している。

 いわゆる“大物”ではないベイダーだが、堅実な守備を誇る名手だけに、起用されればドジャースで打撃がさらに開花する可能性もある。

 記事では「ドジャースはトレード期限に間違いなく動きを見せ、騒ぎが収まった時にはさらに強力なチームになっているだろう」と期待していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「さようならコンフォート」ド軍が“代役”で検討するのは二塁手 カージナルス28歳に白羽の矢 米記者報道

【関連記事】「レッドソックスとドジャースは交渉中」ド軍24歳の有望株に“関心”と米報道 トレード期限間近で動きは

【関連記事】ド軍32歳は「職を失う可能性が高い」トレード期限までに放出か “代替候補”に4人の名前「市場には良い外野手がいる」