後半戦で巻き返しを狙う巨人において、増田陸の奮起は不可欠だ(C)産経新聞社 勝負の後半戦へ、前を向くのみです。 首位・阪…

後半戦で巻き返しを狙う巨人において、増田陸の奮起は不可欠だ(C)産経新聞社
勝負の後半戦へ、前を向くのみです。
首位・阪神とは10ゲーム差のリーグ3位、借金2で折り返した阿部巨人です。泣いても笑っても残り54試合。思えば前半戦は、誤算に次ぐ誤算でした。
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スポーツ紙のデスクは言います。
「阿部監督にとって想定外だったのは不動の4番・岡本和真の離脱でしょう。5月6日、東京ドームの阪神戦で一塁の守備の際に左腕を負傷。長期離脱を余儀なくされ、チームも得点力不足を露呈しました。全治は3か月程度とみられており、一日も早い復帰が待望されています。さらにはエース・戸郷翔征の不調も誤算でした。1軍復帰の目処は立っており、後半戦は意地を見せて欲しいところです」
そんなつらい前半戦、巨人ファンを喜ばせる活躍をしたのが高卒7年目の25歳・増田陸です。65試合に出場し、打率.255、5本塁打、20打点と悪くない数字を残しています。
プロ入りしてからの6年間、1軍に出場したのは22年の69試合、24年の4試合のみだったことを考えれば、立派な成績です。
「開幕前、増田陸が巨人の4番打者を務めると予想した人が、いったい何人いたのかという話です。それでも明秀日立(茨城)の3年生だった2018年秋のドラフト会議では、2位という上位で指名されるなど、元々ポテンシャルには高い評価が下されていました。それがケガに苦しみ、手術を受けるなど、1年目から3年目まで目立った成績は残せなかった。21年オフには『育成落ち』を経験する地獄を味わったんです」(前述のデスク)
2022年2月のキャンプインはまさかの3軍スタート。しかしここで心が折れることなく奮闘を重ね、2軍から1軍と順調にステップアップ。3月には再び支配下登録を勝ち取ったのです。翌2023年も左肘の負傷で1軍出場なしの地獄を味わいますが、そういった過去の鬱憤を晴らすかのように今季、大ブレーク。7月3日には巨人軍の第95代4番打者を担うと、初打席初安打初打点と奮闘したのでした。
「プロ入り以来、苦労したことが今になって、プラスに作用しています。丸刈りの髪型は元々、『髪の毛を気にしている場合じゃない』という危機感から刈ったもの。そんなハングリーな姿勢がファンの共感を呼び、生え抜きの苦労人としてグッズをまとうG党の数も日に日に増えています。巨人のファームは快適で『2軍慣れ』してしまう若手も多い。そんな選手には増田陸を見習って欲しいと思いますね」(前述のデスク)
さらなる活躍に、ファンの注目が集まります。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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