フランス遠征する日本代表と現地時間11月25日にナンテールのUアリーナでテストマッチをおこなうフランス代表(最新世界ランキング8位)だが、司令塔と、成長著しいパワフルなフランカーを欠くことになった。 今年のシックスネーションズ(欧州6か国…

 フランス遠征する日本代表と現地時間11月25日にナンテールのUアリーナでテストマッチをおこなうフランス代表(最新世界ランキング8位)だが、司令塔と、成長著しいパワフルなフランカーを欠くことになった。

 今年のシックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)全試合で10番をつけたカミーユ・ロペスは、クレルモン・オーヴェルニュのSOとして出場した10月21日のノーサンプトン・セインツ戦(ヨーロピアン・チャンピオンズカップ)でタックルを受けた際に左足首を負傷し、ストレッチャーで運ばれていた。欧州メディアによれば、ロペスは病院の診断で骨折が確認され、全治約5か月の見通し。ニュージーランド代表、南アフリカ代表、そして日本代表とおこなう今秋のテストマッチだけでなく、来年2月、3月に開催されるシックスネーションズの出場も絶望的となった。

 また、昨年代表デビューを果たし、今年6月の南アフリカ代表戦3試合すべてに先発出場していたFLヤクーバ・カマラ(モンペリエ)も、先週末におこなわれたヨーロピアン・チャンピオンズカップのエクセター・チーフス戦で足首を負傷。本人がツイッターで靱帯断裂を明らかにし、修復には6~8週間かかると見られており、日本代表戦を含む11月のテストマッチは不参加となる。