ミスで自ら流れを手放したドジャースに厳しい批判が飛んでいる(C)Getty Images 救援陣が大乱調だ。 現地時間7…

ミスで自ら流れを手放したドジャースに厳しい批判が飛んでいる(C)Getty Images
救援陣が大乱調だ。
現地時間7月22日、ドジャースは、本拠地ドジャースタジアムでのツインズ戦に7-10と敗北。先発の山本由伸が5回5安打3失点(自責1)と粘投を見せ、「2番・DH」で先発出場した大谷翔平も9回に4試合連続の36号2ランをマークするなど、日本人選手たちの活躍が見られたが、その一方、守備の乱れと救援陣の不調には、SNS上で厳しい声が上がっている。
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中でも致命的だったのは、中盤以降の失点だ。6回に2番手ベン・カスペリアスの押し出し四球などで3点を勝ち越され、すぐさま2点を返した後の7回には、4番手ウィル・クラインが1死から3者連続四球で降板。さらに、5番手エドガルド・エンリケスがボテボテの投ゴロを一塁へ悪送球し、その間に走者3人の生還で4点差へリードを広げられた。
この敗戦後、米スポーツメディア『The Athletic』でドジャースを担当するファビアン・アルダヤ記者は、自身のXを更新。「直近14試合で11敗目。オールスターブレイク後は1勝4敗だ。ドジャースの投手陣が計7四球。壁までボールを転がすエドガルド・エンリケスの悪送球で、3点を失った。またしてもひどい負け方だ」とチームの不調ぶりに危機感をにじませている。
また、ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、「今季最悪の試合の一つかもしれない」と酷評。同球団を日頃から追うブレイク・ハリス記者は、「守備がまるでバッドニュース・ベアーズ(ひどいチームの代名詞として使われる映画タイトル)のようだ。投手陣がストライクを投げられていない」と痛烈に批判していた。
なかなか良い流れを掴めないドジャース。今後の戦いでは投打の歯車が再び噛み合うだろうか、彼らの巻き返しに期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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