10月21日、西京極陸上競技場で行われた関西学生ディビジョン1第5節、京都大学と同志社大学の一戦は、京都大学が47対6で圧勝。今季3勝目を挙げた。

雨の降りしきる中、今季最多得点の47得点を挙げた京大は、前半だけで34得点の猛攻を見せた。前半、4回のTFP、2回のFGすべてのスコアリング・キックを成功させたのはK海士湧平(4年)だ。前半終了と同時に決めた47ヤードFGは今季自己最長記録。しかも5試合でFG6回、TFP13回、すべてを成功させている成功率100パーセントのキッカーだ。

力強く正確なキックを蹴る能力は、高校まで続けてきたサッカーの経験が大きく影響している。天王寺高校3年時にはサッカー部の主将を務めていた。

京都大では当初からCBとしても先発候補として活躍が期待されていた存在だった。しかし、2年生の時に大きな負傷をしてしまい、長く戦列から離れていた。今春はCBとしての出場機会も得ていたが、チームの要望もあり、現在はキッカーに専念している。

「数字を意識すると力んでしまうので、意識をしないようにしている。自分だけの得点ではなくみんなでとる得点であって、目の前の1プレーに集中して蹴ることが大事だと思っています」

100パーセントの成功率は、1回、1回、ベストのキックを蹴ることを積み重ねた結果であると海士は強調する。

京大は11月4日、エキスポフラッシュフィールドで行われる第6節で桃山学院大学と対戦する。海士は「FG100パーセントを目指します」と意気込んでいた。

(取材・文=片川真祐子)