集中打を見せた法大が5対1で立大に逆転勝ち。菅野秀哉(3年・小高工)が3試合連続の完投勝利を飾った。

 

法大の先発・菅野が9回1失点。3試合連続完投で今季5勝目を挙げる

 

 

 

台風21号の影響で週末の試合が中止となり、台風一過の月曜日に行われた第7週1回戦。強い風が吹き抜ける中、初回は法大の菅野、立大の田中誠也(2年・大阪桐蔭)の両先発が快調な立ち上がりを見せて両チーム無得点。しかし、2回表に立大が1死2、3塁から笠松悠哉(4年・大阪桐蔭)がレフトへ犠牲フライ。わずかながら逆転優勝への可能性を残していた春の王者・立大が1点を先制した。

だが、ここから法大打線が力を見せる。3回裏、2死1、2塁のチャンスを作り、4番・中山翔太(3年・履正社)がしぶとく1、2塁間を破る同点タイムリー。そして5回裏だった。1死1、3塁から相手の暴投で勝ち越すと、1死1、2塁から4番・中山の右中間へのタイムリー2塁打、さらに5番・毛利元哉(2年・愛工大名電)がセンターの頭上を越すタイムリー3塁打を放ち、この回一挙4点を奪った。

 

5回裏、法大の4番・中山がこの日2本目のタイムリーを放つ

 

 

 

前週で早大相手に2試合連続完投勝利をマークした法大・菅野は、「台風のおかげで調整がうまくできた。昨日はあまり調子が良くなくて不安だったんですけど、今日は自分の球がしっかりと投げられた」と3回以降はゼロ行進。9回に2死満塁のピンチを背負ったが、最後は代打・松﨑健造(3年・横浜)を空振り三振に仕留め、9回128球を投げて4安打9奪三振1失点の好投で3試合連続の完投勝ち。今季5勝目を挙げて最多勝を確定させた。

 

立大・田中誠は5回9安打5失点で無念の降板となった

 

 

 

■立教大vs法政大1回戦

立教大 010 000 000=1

法政大 001 040 00×=5

【立】●田中誠、橋本、比屋根、中川-藤野

【法】〇菅野-中村浩

◎法政大・青木久典監督

「打つべき人がしっかり打ってくれた。(菅野は)早大戦から良くなった。本人も自信を持ってマウンドに上がれている。結果も出ているので心配していない」

◎法政大・菅野秀哉(3年・小高工)

「今日は点差もあったので完投できると思っていた。今までは体力面で不安があったんですけど、最近は後半になっても球速が落ちることなく140キロ後半が出るようになった。今日勝ったら最多勝というのは分かっていたので、何とか勝ちたいと思っていた。でも防御

率があまり良くないでので、そこは反省です」

◎法政大・中山翔太(3年・履正社)

「今までチームに貢献できていなかった。もう1試合残っているので、しっかりと貢献できるようにしたい。ひとつでも上の順位に行けるようにしたい。納得のできる形で終わりたい」