援護点直後の失点が目立つ巨人・西舘勇陽(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext 期待の裏返しだろ…

援護点直後の失点が目立つ巨人・西舘勇陽(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
期待の裏返しだろう。ゲームメイクをしても、巨人2年目右腕には、手厳しい声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏が7月18日に、自身のYouTubeチャンネルを更新。前日までの対戦カードの勝敗と内容に触れた上で、17日のヤクルト戦(神宮)を2-3で負けた巨人について「この試合を落としたのは痛かったかな」と指摘した。
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“懲罰交代”で波紋を呼んでいる泉口友汰らのバント失敗、守備面での球際の弱さを残念がった高木氏。その中で、試合のペースを握り切れなかった要因には、先発した西舘勇陽の失点場面を挙げた。
7回途中2失点。110球の力投には、一定の評価が与えられる。しかしながら、失点はともに、援護点をもらった直後の2回、6回だった。前回登板の中日戦(山形)でも、4回裏に同点としてもらったが、続く5回表にルーキー・石伊雄太にプロ初本塁打を被弾した。
「西舘は(点を)取ってもらったら、すぐに吐き出す。流れをしっかり掴むためにも頑張らないと。取ったら取られ、取ったら取られを繰り返していたら、いつまでたっても勝ち投手になれない」
高木氏の言葉通り、これで自身最近の4登板で勝ち星がつかず、チームは4戦4敗だ。6月の交流戦ではソフトバンク、日本ハムのパ・リーグ上位2球団に対して、勝利投手になるなど、ポテンシャルは十分。それだけにファンからも「もったいない」とボヤキが聞こえる。
昨年にドラフト1位入団し、今季はさらなる飛躍が期待されるプロ2年目の23歳。もう一皮も二皮も剥けてほしいと、誰もが願っているところ。課題は1日でも早く、解消したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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