(17日、第107回全国高校野球選手権山梨大会2回戦 日本航空2―0青洲) 昨夏の覇者・日本航空に最後まで食らいついた。…

(17日、第107回全国高校野球選手権山梨大会2回戦 日本航空2―0青洲)

 昨夏の覇者・日本航空に最後まで食らいついた。三回以降は得点を許さなかった。ただ、1点が遠かった。

 0―2で九回の攻撃を迎えた。2死一塁、青洲の5番・山土井来斗主将(3年)が左前安打を放った。「低めの速球を打って内野守備の間を抜く」というチームの作戦通りだった。

 好機を広げ、本塁打が一発出ればサヨナラもあり得る場面をつくった。だが、後続は断たれた。

 山土井主将は「格上のチームにやれるだけのことはやった」。悔しさの中にも充実感をにじませた。(池田拓哉)