(17日、第107回全国高校野球選手権栃木大会2回戦 青藍泰斗10―3宇都宮中央=8回コールド) 昨年、2年生が多いチー…

(17日、第107回全国高校野球選手権栃木大会2回戦 青藍泰斗10―3宇都宮中央=8回コールド)

 昨年、2年生が多いチームでベスト4進出を果たした青藍泰斗。それぞれの選手が一回り成長して3年生になり、夏の舞台に帰ってきた。

 この日は打線の対応力が秀逸だった。序盤は相手投手の緩い変化球を待ちきれず、飛球を打ち上げるケースも目立った。そこで、じっくりと引きつけて逆方向を狙う打撃に転換。盗塁など機動力も絡めて、着々と得点を重ねた。

 昨夏も登板したエースの永井竣也(3年)は、ストライク先行のテンポの良い投球。1年生の秋から主将を務める遊撃手の佐川秀真(3年)は、堅い守りで一回に三つのゴロをさばくなど、守備からチームを勢いにのせた。

 若手の青山尚緯監督(27)が監督に就任したのは一昨年秋。当時の1年生の選手たちを見て「一生懸命にやる選手が多く、能力も高いメンバーがそろっている。佐川を中心にまとまってくれれば、本当に甲子園を狙える」と、積極的に起用してきた。昨年の準決勝は「経験不足」でミスから崩れたが、この試合は「初戦でも非常に落ち着いていた」と、選手たちの成長をたたえた。

 主将の佐川は「チームが良い感じで仕上がってきた」と手応えを語る。永井も「これからどんどん厳しい戦いになる。もっとコースを突いて制球重視でいく」と気を引き締めた。

 有力世代の集大成の夏。昨秋に一新したブルーのユニホームで、1990年(当時は葛生)以来の甲子園出場を狙う。(津布楽洋一)