2025年夏の第107回全国高校野球選手権福岡大会は4回戦が終了し、ベスト16が出揃った。18、19日で5回戦が行われ、…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権福岡大会は4回戦が終了し、ベスト16が出揃った。18、19日で5回戦が行われ、ベスト8が決まる。

 ベスト16に進出したシードは16校中、10校。東海大福岡、希望が丘、折尾愛真の私立勢に加え、秋準優勝の育徳館、秋4強の修猷館、春優勝の東筑の進学校3校はベスト16に残れなかった。

 その激戦区・福岡で、ベスト16入りした公立校はシードでは久留米商だけ。ノーシードでは、春日、福島、福岡工、北筑が堂々とベスト16入り。レベルの高い福岡大会での活躍は価値がある。

 そのなかで、ひときわ目立つのは八女学院。2021年に硬式野球部となってから、今大会初のベスト16入りを果たした。昨年まで4年間で夏は1勝しか挙げていなかったが、今年はシードとして2勝を挙げている。城北(熊本)の監督として、現ソフトバンクの牧原 大成内野手を主な教え子に持つ末次敬典監督が22年から指揮を執る。「新星」がどこまで勝ち上がれるかも注目される。