(15日、第107回全国高校野球選手権京都大会3回戦 京都成章5―1山城) 今春の選抜大会で21世紀枠の近畿地区候補校…
(15日、第107回全国高校野球選手権京都大会3回戦 京都成章5―1山城)
今春の選抜大会で21世紀枠の近畿地区候補校に選ばれた山城が3回戦で姿を消した。京都成章に1―5で敗れた。
山城は、夏の全国高校野球選手権大会の地方大会に第1回から出場し続けている全国でも15校しかない皆勤校のひとつ。卒業生にはプロ野球の阪神で監督を務め、2月に亡くなった吉田義男さんがいる。
山城は初回に先制を許したが、三回には3番の大角颯太郎さん(3年)が中前適時打を放ち、同点に追いついた。だが、四回に4安打を打たれるなど4点を奪われ、突き放された。打線は好機を生かせず、計4安打に抑えられた。
試合後、岸本馨一郎監督は「四回の攻防がすべてでした」と振り返った。
2人いる主将の1人、池垣雄大さん(3年)は2安打を放つ活躍をみせた。九回には1死走者なしでショートへゴロを打ち、一塁にヘッドスライディング。気迫のプレーで出塁した。「何がなんでも塁に出たかった」
試合後は「前の試合では仲間に助けてもらった分、今度は自分がチームを助けたかった。支えてくれた仲間に感謝しています」と涙を流した。
21世紀枠の近畿地区候補校として注目されてきた。岸本馨一郎監督は「眠っていた山城を呼び覚ましてくれた。名前を全国にとどろかせてくれた」と選手たちをたたえた。(木子慎太郎)