<日本6-5アメリカ> 13日◇第45回日米大学野球選手権大会◇ 明治神宮野球場 13日、第45回日米大学野球選手権大会…
<日本6-5アメリカ> 13日◇第45回日米大学野球選手権大会◇ 明治神宮野球場
13日、第45回日米大学野球選手権大会の最終戦が行われ、日本は6対5でアメリカを破った。対戦成績を5勝0敗として、04年以来、21年ぶりの全勝優勝を決めた。
1回裏、日本は3番小田 康一郎内野手(4年=中京学院大中京-青山学院大)の適時二塁打、6番渡部 海捕手(3年=智弁和歌山-青山学院大)の犠飛で2点を先制。
ここまで4敗のアメリカも意地を見せて、第1戦で先発した伊藤樹投手(4年=仙台育英-早稲田大)から2点を奪い、5回表にも左腕・有馬 伽久投手(3年=愛工大名電-立命館大)から1点を勝ち越し、逆転に成功した。
しかし、日本は5回裏、チャンスを作り、ミスとバッテリーミスで逆転に成功すると、渡部の2点適時二塁打で6対3と試合をひっくり返した。
なんとか1勝したいアメリカも6回にランニングホームラン、7回にホームランで2点を返し、6対5と1点差で終盤に突入する。苦しい試合展開で、3番手・中西 聖輝投手(4年=智弁和歌山-青山学院大)が同点を許さず、9回には4番手・鈴木 泰成投手(3年=東海大菅生-青山学院大)が登板。鈴木が伸びのある140キロ後半のストレートで強力なアメリカ打線を抑え、勝利を決めた。
アメリカは1,2年生が中心とはいえ、来年のドラフト候補が中心で、将来、MLBでプレーするかもしれない逸材たち。緻密さとパワーを兼ね備えた野球でアメリカを圧倒した。