(12日、第107回全国高校野球選手権新潟大会2回戦 加茂10―0新潟北・中条) 選手11人中1年生8人の加茂がコール…

 (12日、第107回全国高校野球選手権新潟大会2回戦 加茂10―0新潟北・中条)

 選手11人中1年生8人の加茂がコールド勝ちした。昨年の夏に3年生が引退し、選手は一時、主将の小池健太(2年)だけに。マネジャーの深沼莉里花(3年)が野球経験者に手紙を送ったり、新入生向けにパンフレットをつくったりして魅力をPR。単独出場がかなった。

 野球部の窮地を救ったマネジャーの最後の夏に「一勝を届けたい」。その思いが、チームを一つにした。

 打線は4番小池が初回と2回に2打席連続で三塁打を放つなど、得点を重ねた。先発の西野兼生(1年)はスピードを抑えたコントロール重視の投球で、相手打線を1安打で零封した。

 小池は「初回から1年生が盛り上げてくれて、勢いに乗ることができた」と振り返るとともに、「冬から1年生を一人でも多く入れたいと一生懸命だった。その努力が実って本当によかった」とマネジャーに感謝の言葉を口にした。

■「勝ちたいといってくれてうれしい」

 深沼は「1年生ばかりで勝てるか不安だった。私は、今年が最後なので勝ちたいとみんなが言ってくれたことがうれしかった」と語った。

 西野は最後に入部した。「小中と野球をやり、高校はいいかなと思っていた。めちゃめちゃ楽しくて、本当に入ってよかった」と、笑顔を見せた。(エリアリポーター・久保田正)