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 今シーズンから開催されている「B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL」に参戦しているBリーグ選抜チーム「B.LEAGUE UNITED」。「NBA 2K26 SUMMER LEAGUE 2025」に出場するチームとの練習試合に臨んでおり、7月9日にはトロント・ラプターズと対戦した。選手やHC(ヘッドコーチ)のコメントが、Bリーグ公式サイトに掲載されている。

 6月28日・29日に行われたオーストラリアのNBL選抜チームとの2試合に参加した選手を中心に、加藤嵩都(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)と3名の外国籍選手を追加招集した「B.LEAGUE UNITED」。ラプターズとのスクリメージでは、中村拓人、今村佳太、トロイ・マーフィージュニア、ヴィンセント・エドワーズ、ドノバン・スミスが先発を務めた。

 スターターで起用された今村が「強度が最高峰だった」と振り返るように、第1クォーターからラプターズのプレッシャーに苦しんだ「B.LEAGUE UNITED」。それでも、中村や加藤が敵陣に切り込み、細川一輝も得意の3点弾を沈めていく。

 後半からラプターズに再び主導権を奪われ、リードを広げられる展開に。しかし、最終クォーターでは開始から6分間相手の得点を許さず、指揮を執った水野宏太HCは「しっかりと戦うことができた」とコメント。クォーターごとにスコアがリセットされる今回のフォーマットで、第4クォーターでは「B.LEAGUE UNITED」がこの試合初めてのリードで終えた。

 キャプテンの今村は「課題しかなかったがすごく楽しかった」と、試合後に笑顔を見せる。続けて「Bリーグの選手たちは絶対に参加するべき。こんな強度で試合ができる機会は一生に一度あるかないかだと思う」と、貴重な一戦を振り返った。

【動画】BリーグvsNBL…選抜チーム同士の第1戦ハイライト!