完璧救援を続ける前田を絶賛、配置転換を決断のロバーツ監督は「本気だった」 ドジャースの前田健太投手は19日(日本時間20…
完璧救援を続ける前田を絶賛、配置転換を決断のロバーツ監督は「本気だった」
ドジャースの前田健太投手は19日(日本時間20日)、敵地で行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦で2番手として登板し、わずか10球で3者凡退とする“完璧救援”を見せた。ポストシーズンでリリーバーに配置転向後、5試合で打者15人を完璧に仕留めている前田について、米メディアは「見事としか言いようがない」と最上級の賛辞を送っている。試合は11-1でドジャースが快勝し、1988年以来のワールドシリーズ進出を果たした。
前田のポストシーズンの快進撃は5試合目も止まるところを知らなかった。
9-1と大量リードで迎えた7回。2番手で出番を迎えた前田は先頭コントレラスを4球目の時速94マイル(151キロ)の速球で空振り三振に仕留めると、続くラッセルは初球で中飛に打ち取る。最後はバエスを5球目の94マイルの速球で見逃し三振に仕留めた。
5試合で2勝1ホールド。計5イニングで被安打ゼロ、無四球、無失点のパーフェクトで防御率は衝撃の0.00。猛者15人をわずか46球でなで斬りにしているリリーバー前田のアメリカでの評価は高まる一方だ。
米スポーツ専門メディア「ファンラグスポーツ」の名物記者ジョン・ヘイマン氏は、29年ぶりのワールドシリーズ出場に導いたドジャースの「16の一手」を特集。20人の候補者から選出されたデイブ・ロバーツ監督、マイナー時代には捕手ながら打撃不振から投手に転向となり、リーグ最多の41セーブを記録するなど球界屈指のクローザーに変貌したケンリー・ジャンセン投手、今季トレード期限にレンジャーズから獲得したダルビッシュ有投手らとともに、「KENTA MAEDA」も登場する。
「彼をブルペンに配置する決断は今や輝かしく思える」
本来先発の前田をブルペンに配置転換したドジャースの戦略と前田の働きぶりについて、ヘイマン氏は以下のように分析した。
「彼をブルペンに配置する決断は今や輝かしく思える。彼は先発投手として堅実であり続けた。しかし、ドジャースの決定権を持つ人々は今季序盤にブルペンで彼をテストした際、リリーフ登板する彼がどれほど素晴らしいのか気づいていた。ロバーツはマエダが『武器』になるだろう言っていた。彼は本気だった。彼(前田)は見事というよりほかない」
記事ではドジャースの決断とリリーバー前田を称賛。ロバーツ監督は前田に「右打者キラー」として期待している。ポストシーズン最長記録となる23イニング連続無失点を継続している最強ブルペン。その「勝利の方程式」でも不可欠な存在となった男は、眩いばかりのスター軍団で主役の一人となっている。(Full-Count編集部)