同カードだった昨季リーグ優勝決定Sは2勝4敗で涙「リベンジできてよかった」 ドジャースが昨季覇者カブスを破り、1988年…
同カードだった昨季リーグ優勝決定Sは2勝4敗で涙「リベンジできてよかった」
ドジャースが昨季覇者カブスを破り、1988年以来となるナ・リーグ優勝を果たした。対戦成績3勝1敗と王手を掛けて臨んだ19日(日本時間20日)の敵地第5戦に11-1と大勝。悲願のワールドシリーズ進出を決めた。昨季の同シリーズではカブスに2勝4敗で敗れ、涙を呑んだ。今季ポストシーズン(PS)では5戦無失点の完璧リリーフを続ける前田健太投手は“宿敵”を倒して手に入れたリーグ優勝に「リベンジできてよかったと思います」と、シャンパンファイトでびしょ濡れになりながら、満面の笑みを浮かべた。
昨季の借りをきっちり返した。ドジャースVSカブスと2年連続で同じ顔合わせとなったリーグ優勝決定シリーズ。今季PSからリリーバーに配置転換された前田は、リーグ優勝決定シリーズでは5試合中3試合に登板し、いずれも3者凡退に斬る完璧救援でカブス打線を封じた。昨年は第1戦と第5戦に先発。いずれも自身に勝敗こそつかなかったが、第1戦は4回4安打3失点、第5戦は3回2/3を3安打1失点で、チームは黒星を喫していた。
因縁の相手を破ってのリーグ優勝を決めたドジャースは、敵地でのシャンパンファイトで喜びを爆発させた。勝利の美酒でびしょ濡れになり、すっかりほろ酔いとなった選手たちは、この日3本塁打を放ったヘルナンデスをはじめ、活躍目覚ましい選手の名前を連呼しながらジャンプを繰り返した。そして、当然のように始まったのが「ケンタ、ケンタ、ケンタ」の大合唱。前田の働きがチームメイトに認められた瞬間だった。
田中擁するヤンキースもWS進出へ王手「先発でもないので、直接投げ合うこともないと思います」
「役割は違いますけど、こうやってチームの勝利に貢献できたことはうれしく思いますし、ワールドチャンピオンになるためにアメリカに来たので、あと少し頑張りたいと思います」
シャンパンで目を真っ赤にしながら勝利の余韻に浸ったが、「ここまで来たら、最後まで勝たないと意味がないと思うんで、とにかく一番目指して頑張りたいと思います」と、冷静さも失わない。
24日(同25日)から始まるワールドシリーズでは、アストロズVSヤンキースの勝者と対戦する。2連敗からの3連勝でリーグ優勝に王手を掛けたヤンキースには、同じ1988年生まれの仲間、田中将大投手がいる。プライベートでも親交が深い“友人”を世界一決定戦の舞台で待ち受けることについて質問されると「それ言ったら書かれるんで言わない(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑った。「先発でもないので、直接投げ合うこともないと思います」とは言うが、せっかくならば“友人”を倒して世界一になる方が気合も入り、付加価値も加わるだろう。
「初めてなんで、どういう舞台か分からない」というワールドシリーズの大舞台。24日から始まる決戦で、その雰囲気を肌身で感じる。(佐藤直子 / Naoko Sato)