PSでは3試合登板で驚異の防御率0.90、チームMVPは「難しい質問」も… ヤンキースは20日(日本時間21日)、8年ぶ…
PSでは3試合登板で驚異の防御率0.90、チームMVPは「難しい質問」も…
ヤンキースは20日(日本時間21日)、8年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出を目指して、敵地で行われるアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に挑む。18日(日本時間19日)には、本拠地での第5戦で田中将大投手が7回3安打1四球8奪三振無失点と快投し、2勝2敗のタイで迎えた大一番で勝利投手に。5-0で快勝したヤンキースは敵地で2連敗後、本拠地3連勝で突破に王手をかけた。ポストシーズン(PS)では防御率0.90という圧巻のパフォーマンスを見せる日本人右腕について、かつてヤンキースで同僚だった名打者はポストシーズンでのチームMVPに選出している。
ジョー・ジラルディ監督が第5戦の試合後、「彼はまたしてもスペシャルだった」と脱帽したほど圧巻のパフォーマンスを続けている田中。2009年にヤンキース最後のワールドシリーズ制覇に貢献した強打者も、賛辞を惜しまなかった。
「サバシアとグレゴリアスが少し前の時点ではチームのMVP候補だった。ジャッジとサンチェスにも当たりが出てきた。現時点でMVPと2番手を教えて欲しい」
地元テレビ局「イエスネットワーク」の電話取材でこう質問を受けたのは、ヤンキースなどで活躍した元内野手のマーク・テシェイラ氏だ。ヤンキース在籍初年度の09年に本塁打王、打点王、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞などに輝く活躍でヤンキースのワールドシリーズ制覇に貢献したスイッチヒッターの強打者は、2016年シーズン終了後に現役引退するまで、田中とチームメートだった。
圧巻のパフォーマンスを絶賛「20イニングで2失点しかしていないんだよ」
「それは本当に厳しい質問だ。このチームはここまでプレーオフで勝ち上がり、日替わりでヒーローが登場する。個人的にはマサヒロ・タナカだ。どんなに素晴らしいピッチングをしているのか、それを語るのは難しいものではない。彼は20イニングを投げている。20イニングで2失点しかしていないんだよ(笑)。それもチームが一番、彼の力を必要としている時に、だ」
テシェイラ氏はMVP筆頭候補に「TANAKA」の名前を挙げた。ワイルドカードゲームから勝ち上がったヤンキースは、地区シリーズではインディアンス、そしてリーグ優勝決定シリーズではアストロズと対戦。強打を武器に今季100勝以上を挙げた相手に、田中は3試合で先発して20イニングで2失点しか喫していない。この驚愕のデータに、テシェイラ氏も笑うしかない状況だった。
そして、レギュラーシーズンの好不調の波の激しさを忘れされる活躍の田中に牽引されるように、ヤンキース先発投手陣の状態も上がってきた。
「先発ローテーションは全員、自分の投球を始めた。トミー・ケーンリーも入ってくるんじゃないかな」
MVP候補2番手には、ブルペンで獅子奮迅の活躍を見せる右腕ケーンリーの名前を挙げたテシェイラ氏。かつての同僚からMVP最有力に推される田中は、ポストシーズンで絶賛を浴び続けている。(Full-Count編集部)