【MLB】ドジャース 4-6 アストロズ(7月5日・日本時間6日/ロサンゼルス) 【映像…
【MLB】ドジャース 4-6 アストロズ(7月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)
現地時間7月5日、ドジャースの大谷翔平投手が31歳の誕生日を迎えた。自身初となるバースデーマウンドに上がると、現地中継が大谷のこれまでの軌跡を写真で紹介した。
大谷は初回、先頭のパレデスにヒットを許したものの、スミスをゲッツーに仕留め、3番アルテューベもショートゴロに抑える上々の立ち上がりを見せた。その裏、1番打者として打席に入った大谷はファーストゴロに倒れたが、続くベッツがレフトスタンドへ先制のホームラン。1点の援護を受けて、2回表のマウンドに向かった。
大谷が投球練習を行っている最中、現地の放送局は誕生日にちなんで、花巻東高校時代、侍ジャパン、エンゼルス入団時、そして昨年のワールドチャンピオン時の写真を次々と紹介した。誕生日に合わせた特集映像は珍しくないが、ここまで成長の軌跡を丁寧に振り返る構成は稀であり、それだけ大谷の存在が注目されている証と言える。
スタジアムのビジョンではなく、中継映像内のみで流れた映像だったため、大谷自身は当然目にしていない。しかし「これだけ成長したんだ」と過去の自分に語りかけるかのように、圧巻の投球を披露。この回はアストロズ打線を三者連続三振に切って取った。
31歳となったが、まだまだ進化は止まらない。そんなことを感じさせる投球だった。結局この試合で大谷は2回無失点、被安打1、奪三振3、与四球0(31球)と、復活への手応えを十分に感じさせる内容。長いイニングを投げる日も、そう遠くはなさそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)