【MLB】マリナーズ2-3ロイヤルズ(7月3日・日本時間7月4日)          【映像】体勢がおかしい非現実的スラ…

【MLB】マリナーズ2-3ロイヤルズ(7月3日・日本時間7月4日)          

【映像】体勢がおかしい“非現実的スライディング”

7月3日(日本時間7月4日)に行われシアトル・マリナーズ対カンザスシティ・ロイヤルズの一戦で、ロイヤルズのボビー・ウィットJr.が披露した“神生還”が話題となっている。

0-1、ロイヤルズ1点ビハインドを追う7回表・ロイヤルズは1死一、二塁と同点の好機を作ると、ウィットJr.のタイムリーで試合を振り出しに戻し、なおも1死一、三塁と勝ち越しの好機に。その後、ウィットJr.が二盗を決め、1死二、三塁となった後で、3番のビンセント・パスクアンティノの放った当たりは、鋭いゴロで一二塁間を破り、そのまま球足早くライト前へ。これでまず三塁走者のジョナサン・インディアが生還、二塁走者のウィットJr.も本塁突入を試みたものの、タイミング的には完全にアウト。しかし、その際にウィットJr.はタッチを回避しながら本塁の外側から侵入しつつ、足をブレーキに、タイミングを調整すると、一度一塁側へと回り込んだ上で、振り向きざまに右手でホームベースにタッチ。見事なテクニックで3点目の生還を果たすこととなった。こうしたウィット・ジュニアの巧みな本塁生還に、ファンからは「なんやこれw」「ヤバすぎる」「見たことない」「ありえないw」「まさに神生還」「センスの塊やな」「反射神経スゴい」といった様々な反響が巻き起こることに。

MLB通算142勝右腕のボビー・ウィットを父に持ち、さらには3人の姉の夫すべてがプロ野球選手、三姉の夫はNPBオリックス・バファローズで2024年にプレーしたコーディ・トーマスと、“野球一家”のボビー・ウィットJr.は、父や義兄らに負けず劣らず、“若き5ツールプレーヤー”として活躍。今回の走塁も、昨季までのMLB3シーズンで既に110盗塁をマークし、その走塁技術に定評のあるウィットJr.ならではのものであったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)