スペイン1部レアル・ソシエダが2025−26シーズンの新ユニフォームを発表した。そのクラシカルなデザインに加え、コンセ…

 スペイン1部レアル・ソシエダが2025−26シーズンの新ユニフォームを発表した。そのクラシカルなデザインに加え、コンセプトムービーに登場するサッカー日本代表MF久保建英の背番号14のユニフォームが大きな話題となっている。

 新シーズンのホーム用ユニフォームは、伝統の青と白のストライプ柄を継承しながら、昨季よりも深みのかかった色合い。ストライプの幅も細くなり、青色部分に斜線の模様が入ったデザインで、クルーネックの首元の袖口には黒が配色されている。そしてヤスダグループが新たに5年間のパートナーシップ契約を締結も、胸スポンサーを降りたことで、現状は「胸スポンサーなし」となり、よりクラシカルな印象を受ける一着となっている。さらにアウェイ用はグレーカラーを全面に押し出したシックな雰囲気で、クラブエンブレムを中央に配置したデザインとなっている。

 そして公開された新ユニフォームのコンセプトムービーが、本拠地サン・セバスチャンのあるバスク州ギプスコア県の豊かな自然と歴史ある建造物の中で撮影された力作となっており、そこには背番号10のミケル・オヤルサバルに加えて、背番号14の「TAKE」久保建英のユニフォームも映されている。

■「残留匂わせるなー!」

 久保に関しては今夏、例年以上に「他クラブへの移籍話」が複数メディアで取り沙汰されている。その中での新シーズンのユニフォームと「TAKE14」の映ったコンセプトムービーに対し、SNS上には次のようなコメントが寄せられている。

「ラレアルの新ユニめっちゃいいじゃん!!」
「新ユニ、今季も深めの青色で嬉しい 個人的にはアウェーが結構好き」
「ん?TAKE残留確定演出?」
「ギプスコア地域にフォーカスしたプロモーションムービーにおいて、10に並んで14はとてつもない待遇だ。」
「残留匂わせるなー!」

 2024−25シーズンのレアル・ソシエダは、リーグ戦11位(全20チーム中)と低迷した。トップチームを6年半に渡って率いたイマノル・アルグアシル監督が退任し、新たにレアル・ソシエダBの監督を務めていた46歳のスペイン人、セルヒオ・フランシスコ氏を内部昇格させた。前年に続いて主力選手たちには他クラブへの移籍報道が多くあり、クラブとして転換期を迎えている。

 その中で久保は、どのような決断を下すのか。チームに合流した後、日本ツアーに参加(7月21日V・ファーレン長崎戦、同25日横浜FC戦)する予定となっている。

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