【MLB】カブス 11ー3 カージナルス(7月4日・日本時間5日/シカゴ) 【映像】鈴木誠也…
【MLB】カブス 11ー3 カージナルス(7月4日・日本時間5日/シカゴ)
野球場ならではの微笑ましい瞬間だった。カブスの鈴木誠也外野手が「3番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で24号ソロホームランを記録。そのホームランボールをレフトスタンドで観戦していた観客がミラクルキャッチを披露すると歓喜に包まれた。
4日の試合でカブスはカージナルス相手に、1試合での球団新記録となる大量8本のホームランを記録。MLBのチームでドジャースの次に得点を奪っている“強力打線”の口火を切ったのが鈴木だった。
初回2死で打席が回ると、カウント2ー2でカージナルスのマイコラス投手が投じたインコースに沈むシンカーを完璧に捉えてレフトスタンドに運んだ。
打球速度は104.6マイル(約168キロ)、飛距離は413フィート(約125.9メートル)を記録し、かつて巨人に在籍したマイコラスとの注目の元NPB対決は鈴木に軍配があがった。
注目を集めたのがホームランの行方だ。ダイレクトで捕球しようとしたファンの手に弾かれて通路を挟んだ別の観客の元へ。突然の軌道の変化だったにも関わらず、サングラスをかけた男性の観客が見事に左手でキャッチすると、近くで観戦していたファンからは大きな歓声があがった。
なお、3試合ぶりの一発となった鈴木はこれで打点を「74」に伸ばし、ナ・リーグの打点ランキングでトップを走っている。チームは彼の一発をキッカケに8本のホームランが飛び出し、11得点を奪う大勝を収めた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)