大谷の一発もあり、ドジャースは打撃天国での撃ち合いを制した(C)Getty Images 日本人スターが節目の一発だ。 …

大谷の一発もあり、ドジャースは打撃天国での撃ち合いを制した(C)Getty Images

 日本人スターが節目の一発だ。

 現地時間6月24日(日本時間25日)、ドジャースの大谷翔平は、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。リアル二刀流で26号2ランを放った22日(同23日)のナショナルズ戦に続き、2試合連発の27号2ランをマークするなど、5打数1安打2打点の活躍を見せた。チームも両軍ともに14安打が飛び出す乱打戦を9-7で制し、2連勝を飾っている。

【動画】大谷翔平が日米通算300本塁打達成 左翼席最前列へ27号2ランを放ったシーン

 敵地がどよめいたのは、6回無死一塁の場面だ。第3打席まで中飛、左飛、空振り三振と苦戦していた大谷だが、相手2番手ライアン・ロリソンと対峙した第4打席では、1ボールから内角高めの直球を強振。打球速度101.6マイル(約163.5キロ)、飛距離373フィート(約114メートル)を計測する逆方向弾が左翼席に飛び込んだ。

 この豪快アーチを受け、米野球専門サイト『Just Baseball』は、公式Xを更新。「2日前にドジャースの先発マウンドに立っていた男が27号! 唯一無二の存在だ」と興奮気味に反応しており、米スポーツメディア『Barstool Sports』の野球部門「Barstool Baseball」も、「ショウヘイ・オオタニの27号。偉大さを称えよう」と賛辞を惜しまない。

 なお、プロ野球・日本ハム時代に5年間で48本塁打を放っている大谷は、メジャーでも8年目の現在まで252本塁打をマークしており、今回の一発で日米通算300本塁打に到達。日本人選手では、通算507本塁打の松井秀喜氏(日本322本、米国175本)、通算327本塁打の福留孝介氏(日本285本、米国42本)に続き史上3人目の快挙となった。

 また、リーグの本塁打王争いでは、2位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)に2本差をつけ、単独首位をキープしている大谷。彼の歴史的な快進撃はまだまだ止まりそうにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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