【MLB】エンゼルス 95 レッドソックス(6月23日・日本時間24日/アナハイム)【映像】指揮官が突如激昂!猛抗議の異…
【MLB】エンゼルス 9—5 レッドソックス(6月23日・日本時間24日/アナハイム)
吉田正尚外野手が所属するレッドソックスのアレックス・コーラ監督が異例の退場劇を演じた。
5回、無死二塁の場面でレッドソックスの走塁ミスからダブルプレーが完成。これをきっかけに、コーラ監督が突如激昂し、審判に約40秒もの間、猛抗議を展開。敵地からはブーイングが起きるなど球場は騒然となり、最終的に2試合連続の退場となった。
問題のシーンは無死二塁の場面で起きた。レッドソックス2番トロのショートゴロから始まったプレー。まず二塁走者デュランが挟殺でタッチアウトとなった直後、エンゼルスのムーア二塁手が二塁へ送球、二塁を狙った打者走者のトロもアウトになり、ダブルプレーが成立した。コーラ監督はベンチから出て審判団に確認し、一度はベンチに戻ろうとしたものの、審判の言葉に反応したか突如怒りを爆発。激しいジェスチャーと言葉で抗議を繰り返し、最後は自軍のコーチや他の審判に制止されてようやくベンチに戻っていった。
この場面について、MLB公式サイトのエンゼルス担当レッド・ボリンジャー記者は自身のX(旧Twitter)で「エンゼルスはレッドソックスの走塁ミスで待望のダブルプレーを獲得し、ボストンのアレックス・コーラ監督は退場になった」とツイート。一連の映像とともに投稿されたこのシーンに、Xでは「彼は何を議論していたのか?」と疑問の声がリプライで寄せられた。一方「セカンドがベースをブロックしていたのでは」との指摘もあり、コーラ監督はこの点に不服で抗議をおこなったものと見られる。
「ラウドな抗議」などとリプライも賑わせた今回の一幕。ベンチワークにも影響を及ぼした異例の2戦連続退場でコーラ監督は通算20度目の退場処分となった。指揮官の熱すぎる姿勢が議論を巻き起こしている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)