オールスター前に1先発以上した選手の最多HRは2021年の大谷【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23…
オールスター前に1先発以上した選手の最多HRは2021年の大谷
【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
歴史を“独占”した。ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のナショナルズ戦に「1番・投手」で投打同時出場。先発して1回を無安打無失点2三振に抑えると、打っても第5打席で26号本塁打を放った。二刀流として躍動し、米記者によるとすでに歴代3位の好記録に入ったようだ。
LAの昼空にアーチをかけた。カウント1-0から右腕ルトレッジの95.2マイル(約153.2キロ)を振り抜いた。打球は左中間スタンドへ届くも、ファンのグラブに当たってフィールドに戻ってきた。大谷は二塁にとどまったが、リプレー検証の結果、判定が覆り本塁打となった。大谷は笑顔でダイヤモンドを一周した。
MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「オールスター(AS)前に先発登板を1試合以上経験した選手の本塁打数ランキング(ASは1933年に初開催)」を紹介。「2021年ショウヘイ・オオタニ:33本 2023年ショウヘイ・オオタニ:32本 2025年ショウヘイ・オオタニ:26本 2022年ショウヘイ・オオタニ:19本 2018年ショウヘイ・オオタニ:7本 2001年マイク・ハンプトン:6本」と記し、1位から5位まで大谷が“独占”している驚愕記録を綴った。
この日の試合を終え、オールスター戦まであと18試合残しながらも、大谷しか到達できない異次元記録の早くも3位に浮上したようだ。2021年はオールスター前後から不振に陥り、46発で本塁打王とはならず。一方で2023年は9月に右肘を痛めて離脱しながら、44本塁打で初のタイトルを受賞した。果たして今季の大谷は最終的に何本積み上げるだろうか。
ちなみに、6位のハンプトンはアストロズやブレーブスなどで活躍し、通算148勝を挙げた左腕投手。1999年には22勝で最多勝のタイトルを獲得した。打撃が得意で、1999年から5年連続でシルバースラッガー賞を受賞。2001年に放った年間7本塁打はナ・リーグ投手の最多記録でもあった。(Full-Count編集部)