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　6月20日（現地時間19日、日付は以下同）。ヒューストン・ロケッツのイーメイ・ユドカHC（ヘッドコーチ）が長期間の延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。

　今回の延長契約は年平均で8ケタ、1000万ドル（約14億5000万円）級になり、NBAの現職HCの中でも最も高額な年俸を受け取る1人になったという。

　就任2年目の今シーズン。ユドカHCが指揮を執るロケッツはウェスタン・カンファレンス2位の52勝30敗でレギュラーシーズンを終え、5シーズンぶりのプレーオフへ進出。

　ゴールデンステイト・ウォリアーズとの「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドでは最終第7戦の末に3勝4敗で敗れたものの、直近7シーズンで初のウェストトップ2シードへ導いた手腕が高く評価された。

　ロケッツは先日スティーブン・アダムズとの再契約が報じられていて、来シーズンの契約がチームオプションになっているフレッド・バンブリートについては今月30日までに行使か破棄の決断を下すことになる。

　なお、このチームはケビン・デュラント（フェニックス・サンズ）のトレード先の候補にも浮上しているため、来シーズンにロスターが大きく変動するのかも気になるところだ。