大谷の投手復帰に関する報道は今後も過熱していきそうだ(C)Getty Images 二刀流スターが再び歴史を作った。 現…

大谷の投手復帰に関する報道は今後も過熱していきそうだ(C)Getty Images
二刀流スターが再び歴史を作った。
現地時間6月16日(日本時間17日)、ドジャースの大谷翔平は、本拠地パドレス戦に「1番・投手」で投打同時出場。1回2安打1失点の投球内容で降板すると、打撃でも4打数2安打2打点、1四球と存在感を示し、6-3のチーム勝利に貢献した。それから一夜明け、MLB公式サイトは、同試合が動画配信サービス『MLB.TV』で記録的な視聴数を叩き出したと報じている。
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記事によれば、2024年開幕戦で行われたヤンキースvsアストロズ戦の過去最多視聴数を28%も上回っているという。同サイトのトーマス・ハリガン記者は、「スター選手揃いでドラマが尽きない両チームの対戦は、今や見逃せないイベントとなった」「オオタニの投手復帰が視聴者数を押し上げているのも間違いないだろう」と分析していた。
最多視聴数更新の発表を受け、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、自身のXを更新。「ショウヘイ・オオタニの投手復帰戦は、公式ネット局『MLB Network』における深夜帯(東部時間午後9時以降)の地域外試合で史上2番目に多く視聴され、最大で60.3万人、平均で41.1万人の視聴者数を記録した」と追加情報を共有している。
また、フリージャーナリストのダニエル・キム記者は、大谷が2023年オフに結んだ10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)の大型契約について、「安すぎる。10億ドルはもらうべきだった」と主張。米カリフォルニア州放送局『NBC Los Angeles』でスポーツアンカーを務めるオリビア・ガーベイ氏は、「オオタニ効果だ」と呟いていた。
野球界全体に計り知れない影響力を与えている大谷。その圧倒的な存在感が今回、数字としても証明された形だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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